12の散策コース
course04  片平・米ケ袋・霊屋 MAPへ戻る | INDEXへ戻る

1 阿部次郎記念館 [The Abe Jiro Memorial Museum]
あべじろうきねんかん
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▲草稿、講義ノートなどが並ぶ館内

▲静かな住宅地にある阿部次郎記念館
地下鉄「愛宕橋」駅からスタートして、愛宕上杉通を横切り、東北学院大学の南を米ケ袋の方に向かってしばらく歩くと静かな住宅地に入り、「阿部次郎記念館」に着きます。 
大正時代から1960年代ぐらいまでの青年たちの必読書だった「三太郎の日記」は現在も読み継がれています。その作者阿部次郎は、41歳から63歳まで東北帝国大学の教授を務めました。
館内には、実際に使われていた教授デスクや、「三太郎の日記」の草稿、講義ノート、漱石からの手紙などがあり、近代日本を代表する文人哲学者の足跡をしのぶことができます。

●青葉区米ケ袋三丁目4-29
●TEL/022-267-3284
●休館日/土・日・祝祭日・月末
●開館時間/午前10時〜午後4時

2 縛り地蔵尊 [Shibari Jizoson]
しばりじぞうそん
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▲縄で巻かれている縛り地蔵尊
「阿部次郎記念館」から目と鼻の先に、「縛り地蔵尊」があります。知らない人が通ったら気づかないほど、ひっそりとたたずんでいますが、実は伊達騒動の逸話を伝えるお地蔵さんで、寛文8年(1668年)、河原で処刑された伊達家の忠臣伊東七十郎を供養するために建てられたといわれます。

●青葉区米ケ袋三丁目5

3 米ケ袋遊歩道 [Komegabukuro Promenade]
こめがふくろゆうほどう
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▲広瀬川の瀬音を聞く米ヶ袋遊歩道

「縛り地蔵尊」からちょっと坂を下ると、目の前に悠々と流れる広瀬川が広がります。川沿いにはきれいに敷石が施された遊歩道が続いています。
道端にはコスモスが咲いていたり、すぐ足元の川岸にカモが寄ってきたり、こんな都心間近のところで、ゆったりとした気分を味わえます。秋には芋煮会に興じる人たちも見られます。
対岸は向山で、こちら側の様子と違って切り立った崖になっています。

4 霊屋橋 [Otamaya-bashi Bridge]
おたまやばし
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▲瑞鳳殿に通じる霊屋橋
県工業高校を右にして、米ヶ袋遊歩道をしばらく広瀬川に沿ってさかのぼります。
「藩祖伊達政宗卿霊廟の下に通ずるに依りて此の名あり」と橋に沿革が刻まれている霊屋橋。現在の橋は昭和10年に竣工しました。
欄干の一部には蔦がからまっていて、歴史を感じさせます。
霊屋橋から少し南に下った川床に炭のようになった木塊が露出しているのが見られます。これは「セコイヤ化石林」と呼ばれるもの。日本では100万年前に滅んだとされる巨木セコイヤですが、今から約300万年前にこの地に生育していて、多量に流れてきた火山灰の下に埋まり、そのまま炭化して残ったものと言われます。

5 瑞鳳殿 [Zuihoden Mausoleum]
ずいほうでん
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▲絢爛豪華な瑞鳳殿

▲杉木立におおわれた参道
霊屋下から左側に瑞鳳寺を見ながら坂を登り、一段高くなったところから参道の石段になります。
ここ経ケ峯は、伊達政宗公が自ら終えんの地として選び、ここに葬るよう遺命を残したところ。杉木立の中に、絢爛豪華な桃山様式の瑞鳳殿が静かにたたずんでいます。
瑞鳳殿の脇には、二代忠宗公を祀った感仙殿、三代綱宗公を祀った善応殿もあります。 
スギ、シラカシ、シロダモ、クリなどが茂る木立を縫って気持ちのいい散策路が続いています。


おすすめコメント
瑞鳳殿界隈は、ちょっとした小京都気分。(45歳・女性)
瑞鳳殿参道の杉並木は、夏は涼しい。(50歳・男性)

●青葉区霊屋下23-2
●TEL/022-262-6250
●開館時間/午前9時〜午後4時30分(12月〜1月は午後4時まで)

6 東北大学史料館 [Tohoku University Archives]
とうほくだいがくしりょうかん
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▲エキゾチックな外観

▲史料館の内部
再び米ヶ袋に戻ります。
東北大学の正門から入った構内のメインストリートは、米ケ袋の住宅地と一番町を結ぶ近道になっていて、小さな子どもや買い物袋を自転車にのせた人たちが通って行ったりします。
この道の中ほどにあるのが「東北大学史料館」。大正14年(1925年)に東北帝国大学附属図書館として建設されたネオ・ルネサンス様式の表情を今に伝えています。
東北大学に関する貴重な資料が数多く集められていて、一般公開されています。

おすすめコメント
歴史的な西洋建築が多いのでおすすめです。(50歳・男性)
緑が多く、広いキャンパスはちょっとした散歩に。(51歳・女性)
レンガの外壁と2階の白壁がおもしろい。(63歳・男性)

●青葉区片平2-1-1
●TEL/022-217-5040
●開館/月曜〜金曜 午前10時〜午後4時

7 村上屋餅店 [Murakamiya Mochi Ten]
むらかみやもちてん
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▲村上屋自慢の味

▲餅の字がよく目立つ
東北大学の東側に、明治10年の創業当時から変わらぬ伝統の味をつくり続ける村上屋餅店があります。もともと伊達家の御用菓子司で、大正期にはづんだ餅を始め、今では郷土の味として親しまれています。つきたての餅と素材本来の持ち味が生きたおいしさが評判。この界隈の散策のひと休みに、寄ってみたいところです。

●青葉区北目町2-38
●TEL/022-222-6687
●不定休
●営業時間/午前9時〜午後6時30分

8 二十三夜堂 [Nijusanyado Budda Hall]
にじゅうさんやどう
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▲午年の守り本尊・二十三夜堂
村上屋餅店のすぐ近くに「北目山賢聖院二十三夜堂」があります。仙台には、藩制時代から十二支によってそれぞれの守り本尊をもつ風習がありました。丑寅は虚空蔵菩薩、未申は大日如来という具合です。この二十三夜堂は午年の守り本尊。毎年7月のお祭りには露店がたくさん出てにぎわいます。
米ケ袋・霊屋・片平と歩いた散策は、東北大学の周りをめぐって、北目町で終了。ここからはすぐ仙台駅前。地下鉄「五橋」駅も5分ほどです。


仙台の十二支による守り本尊
●子/千手観音(善入院観音堂)
●丑・寅/虚空蔵菩薩(大満寺虚空蔵堂)
●卯/文殊菩薩(文珠堂)
●辰・巳/普賢菩薩(愛宕神社)
●午/勢至菩薩(二十三夜堂)
●未・申/大日如来(大日堂)
●酉/不動明王(三瀧山不動院)
●戌・亥/阿弥陀如来(大崎八幡宮)

●青葉区北目町7-11



ちょっとひと息。素敵なひととき。 文化の香りのするこの界隈だから、味わいやくつろぎのひとときも、
こだわりのあるお店で。
1 仙台私立現代美術館 [ドリンクあり] 青葉区米ケ袋1-1-13 TEL/022-266-5333 
2 あした葉 [陶芸店] 青葉区米ケ袋1-1-14 TEL/022-268-5577 
3 パリンカ [レストラン] 青葉区霊屋下19-7 TEL/022-213-7654 
4 おたま茶屋 青葉区霊屋下18-9 TEL/022-211-0305 
5 炭火焼 一八 青葉区片平1-3-22 TEL/022-268-3719 
6 あじゃり庵 [居酒屋] 青葉区一番町1-5-10 TEL/022-266-0383 
7 喜良久亭 [和食] 青葉区北目町3-8 TEL/022-223-0555 
8 森の香本舗 [和菓子] 青葉区大手町5-5 TEL/022-223-1314 

COLUMN 街のオアシス良覚院丁公園

コースからはやや離れますが、高等裁判所近くの良覚院丁公園は街のオアシス。空を覆うように茂る木々が、街中のけん騒を忘れさせてくれます。約4,000平方mの敷地は塀で二分され、東半分は茶室「緑水庵」と庭園、西が公園になっています。
この地は、京都の聖護院の末寺、良覚院があったところで、修験者が伊達政宗公から賜ったと伝えられています。廃寺により庭は一時さびれましたが、明治中期に5年がかりで修復。雨上がりには、苔の緑がひと際鮮やかです。
茶室のある建物は明治31年に建てられたもので、仙台市が所有者からの寄贈を受け「緑水庵」として折々に公開されています。



(財)仙台観光コンベンション協会
〒980-0012 仙台市青葉区錦町1-3-9 TEL. 022-268-6251(代) FAX. 022-268-6252